「仕事がつまらなくて、やめたい…」
「職場環境はいいけど、仕事にのめりこめない…」
大きな不満はないけど、仕事に充実感を味わえずモヤモヤしてはいませんか。
やりがいのない仕事を淡々とこなしているだけだと、仕事の成果が出しづらくなるうえ、人生の充実感までも失ってしまいます。
この記事では、やりがいのない仕事をやめてもよい理由と転職に踏み切る前にやるべき準備について解説します。
今の仕事に対して漠然としたモヤモヤを感じているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
やりがいのない仕事はやめていい理由
今の仕事にやりがいを感じられないなら、それはやめることを考えるべきサインです。
ここでは、その理由を解説します。
- 成果を出せなくなる
- 収入を増やせない
- 人生が楽しくなくなる
成果を出せなくなる
やりがいがないと、自然と成果も出しづらくなります。
人はやりがいがあることで、スキルアップに励んだり、改善点を考えたりするなど主体的に動くようになります。
これらの積み重ねが成果へとつながってきます。
一方、やりがいがない場合、言われたことしか行わないため、注目されるような成果を出せません。
成果が出せないと、仕事に対する充実感を味わえず、さらにやりがいを失う悪循環に陥るでしょう。
収入を増やせない
やりがいを感じられない仕事では、将来的に収入も伸びづらくなります。
やりがいを持たず、漫然と仕事をこなしていると、スキルや経験が積み重ねられず、上司に低く評価される可能性があります。
そのまま年数だけが経っても、任される仕事や役割はあまり変わらず、収入アップも見込めないでしょう。
また、収入アップのために転職活動をしても、大したスキル・経験がないため、現職と同じ収入かそれ以下の収入になります。
やりがいを持たずに仕事することは、収入アップのチャンスを自ら捨てることになります。
人生が楽しくなくなる
やりがいを感じられない仕事を続けていると、人生がどんどん味気ないものになっていきます。
人は「誰かの役に立ちたい」「もっと成長したい」といった想いや目標があってこそ、前向きな気持ちで仕事に取り組めます。
そして、成果を挙げることで、より一層モチベーションが上がるため、仕事が楽しくなります。
しかし、やりがいを持てないと、指示されたことをこなすだけになりがちです。
また、大した成果も残せず、新しい仕事にも挑戦できないため、同じ作業をさせられることになります。
週のほとんどを「ロボット」のように過ごすことになるため、次第に生きる活力を失っていくでしょう。
このような事態に陥らないためにも、やりがいを見出せる仕事を見つけることは重要です。
もし、今の仕事でモヤモヤを感じているなら、キャリアコーチングの受講を検討しましょう。
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やりがいのない仕事をやめる前にすべきこと
やりがいがないからといって、焦って退職するのは禁物です。
退職を決断する前に以下のことをすることで、「やりがい」を見つけられる可能性があります。
- 目の前の仕事に全力で取り組む
- 自分のありたい姿を明確にする
- 今の仕事でありたい姿になるための道のりを描く
目の前の仕事に全力で取り組む
目の前の仕事に全力で取り組むことが、やりがいを見つける第一歩です。
自分にとって「やる意味があるのか」と疑問に感じる業務でも、一旦その考えを頭の片隅に置いて、全力で取り組んでみましょう。
たとえば、与えられた業務をどうすれば効率化できるか、どんな工夫が加えられるかを考えてみましょう。
会社にどう貢献できるかという視点で考え抜き、仕事をすれば、自ずと成果につながります。
成果を挙げることで、人に感謝されたり、褒められたりすれば、それが仕事のやりがいにつながります。
「やりがいがない」と感じるときこそ、まずは目の前の仕事に全力を尽くしてみましょう。
自分のありたい姿を明確にする
やりがいがないからと仕事を辞める前に、自分のありたい姿を明確にしましょう。
仕事における理想像を明確にすれば、「やりがいが湧かない理由」が把握できます。
同時に、現状を変えるための対処法も明確になります。
なお、仕事における理想像を明確にするには、以下のことを洗い出しましょう。
- 夢中になれた瞬間
- モヤモヤを感じた瞬間
仕事を通じて得られた達成感や違和感を紙に書き出すことで、自分の軸が見えてきます。
ただし、自分一人でありたい姿を描くのは、なかなか難しいものです。
一人で行う自信がない場合は、キャリアコーチングを受講してみましょう。
キャリア設計のプロがあなたのキャリアにおける目標を描くサポートをします。
興味がある方は、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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今の仕事でありたい姿になるための道のりを描く
ありたい姿が見えてきたら、次はそこに近づくための現実的な道のりを描いていくことが大切です。
まずは、上司など周囲の人に相談し、社内で自分の理想とするキャリアパスを描けるか相談してみましょう。
また、今の職場を辞めるにしても、その前にどんなスキルや経験を積んでおけば次のキャリアで活きるのかを考えることが重要です。
ただ仕事を辞めるのではなく、目標に到達するために何をすべきかを考えたうえで行動しましょう。
なお、ありたい姿を描くときは、キャリアのプロと一緒に考えたほうが効果的です。
自身のキャリアパスを明確にするために、キャリアコーチングの受講を検討しましょう。
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まとめ
やりがいのない仕事を続けることで、成果が出せなくなり、昇給のチャンスを逃すことにつながります。
加えて、人生全体の満足度も下げてしまいます。
ただし、やりがいがないからといって、仕事を衝動的にやめてしまうのはおすすめできません。
まずは、目の前の仕事に全力で取り組んでみましょう。成果が出て、上司や同僚から褒められれば、それがやりがいとなるはずです。
また、将来自分がなりたい姿について考えることも大切です。ありたい姿が明確になれば、仕事を頑張る動機が芽生え、やりがいをもって取り組めるでしょう。
今の状況に疑問を抱いた瞬間こそ、キャリアを見直す大切なタイミングです。自分のキャリアに向き合うことで、「やりがいのある仕事」に巡り合えるでしょう。