「文章のミス、減らしたいのに、なかなか気づけない…」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
文章中のちょっとしたミスでも何回も重ねると、信頼を落とす原因になります。
そのため、ライターや編集の仕事に関わる人にとって、「校正」は避けて通れない課題です。
文章チェックの粗を失くしたいと思っている方は、Shodo(ショドー)の利用をおすすめします。
誤字脱字のチェックはもちろん、表記ゆれやルール違反もサポートしてくれるので、「正確かつ効率よく」文章を整えられます。
今回は、Shodoの主な機能や注意点、料金プランを解説していきます。
チェック漏れを失くして、「安心して世に出せる文章」を書きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Shodo(ショドー)の主な3つの機能
Shodoで活用できる主な校正機能は、以下の3つです。
- 誤字脱字・変換ミス・ら抜き言葉のチェック
- 表記ゆれのチェック(有料プラン)
- 校正ルールに従った修正(有料プラン)
誤字脱字・変換ミス・ら抜き言葉のチェック
Shodoは誤字脱字・変換ミス・ら抜き言葉などの文法上の誤りをチェックしてくれます。
校正してほしい文章を入力欄に入れると、以下のとおり自動で校正します。
また、該当箇所にカーソルを当てると修正案が表示され、ワンクリックで修正可能です。
誤字脱字や変換ミスなどの細かいミスは、見落としてしまうケースもあるため、大量に記事を書くライターの作業の手助けとなるでしょう。
表記ゆれのチェック(有料プラン)
有料プランに加入することで、表記ゆれの設定とチェックが可能となります。
あらかじめ、設定しておくことで、「webライター」や「shodo」など表記ゆれの校正ができます。
また、表記ゆれのルールを「Googleスプレッドシート」や「Excel」にまとめて、Shodoにインポートすることも可能です。
校正ルールの調整(有料プラン)
有料プランでは、校正ルールの調整ができるようになります。
Shodoで文章校正できる主な項目は、以下のとおりです。
- 「だ・である」「です・ます」の統一
- ら抜き言葉の検出
- 敬語の間違いの検出
- 二重否定の検出
- 連続する文末表現の検出
- 一文の長さ
上記項目の検出オフや文章の長さをはじめとした細かい設定は、無料プランではできません。
一方、有料プランに加入することで、許容する一文の長さや連続する文末表現の回数などの設定の調整が可能となります。
執筆する記事の雰囲気に応じて、校正ルールを厳しくしたり、緩めにしたりすることができます。
shodoを使うときの注意点
Shodoは文章上の細かなミスの検出に優れた文章校正ツールです。
しかし、冗長な表現の修正をはじめ読みにくい文章の修正に関してはあまり強くありません。
たとえば、下記のような、人間が読むと冗長で分かりづらいと感じてしまうような文章に対して、的確な修正案の提示はありませんでした。
漢字の開きや誤字脱字など細かい部分のチェックは得意ですが、読みづらい文章の修正には対応していないといえます。
細かい文章チェックはShodo、読みやすい文章に仕上げる工程は人間といった具合に役割分担するのがいいかもしれません。
Shodo(ショドー)の料金プラン
Shodoの料金プランは以下のとおりです。
ベーシック | プレミアム | ビジネス | |
---|---|---|---|
料金(税込) | 0円 / 月 | 1,000円 / 月 | 2,000円 / 月 |
校正機能 | ○ | ○ | ○ |
校正ルール設定 | × | ○ | ○ |
表記ゆれの設定 | × | ○ | ○ |
チームでの管理機能 | × | × | ○ |
有料プランには、14日間の無料トライアルがあります。
校正機能もアップグレードするので、気になる方は14日間お試しで使ってみましょう。
Shodo(ショドー)の使い方
まずは、Shodoの公式サイトにアクセスして、「Sign with Google」をクリックして、画面の指示に従って操作します。
Googleアカウントでのログイン後、個人利用かチーム利用のどちらで利用するのか質問されるので、該当するものを選択します。
その後、希望するプランを選択すれば、初期設定は完了です。
Shodoのブラウザアプリが開いたら、「新しく執筆する」をクリックします。
入力欄に校正してほしい文章をコピペすれば、自動で文章チェックしてくれます。
まとめ
今回は、文章校正ツール「Shodo(ショドー)」の主な機能や注意点、料金プラン、使い方について解説しました。
Shodoは、誤字脱字や変換ミス、ら抜き言葉のチェックなど基本的な文法のチェックに対応しています。
また、有料プランでは、表記ゆれや独自の校正ルールの設定にも対応しています。
ただし、冗長な文章表現をはじめ文章全体チェック・修正には不向きです。
ツールに頼りきりになるのではなく、自分自身のチェックもあわせて行うことが大切です。
文章のクオリティを高めるうえで、Shodoは人間が見落としてしまう細かい部分を的確に指摘してくれる有用なツールです。
有料プランは、14日間の無料トライアルがあるので、ぜひ試してみてください。