「webライターの提案文って何を書けばいいの?」
「webライターの案件に提案文を送っても、なかなか採用されない……」
初心者webライターの中で、提案文の書き方で悩んでいる方はいませんか?
提案文は入れるべき項目があり、それに沿って書けば誰でも簡単に作成できます。
ただし、提案文を作成する際のポイントを押さえなければ、採用される可能性が低くなるでしょう。
今回は、採用されない提案文の特徴と提案文に入れるべき項目と書き方のポイントを解説します。
これからwebライターの仕事を受注する人、採用されない状況が続いている人は、ぜひ参考にしてください。
クライアントに響く提案文を作成でき、採用率を上げることができます。
もし、本気で稼げるWebライターを目指したいなら、プロが提供する講座を受講することをおすすめします。
独学の場合、サポートがなく、ライターとしての成長機会がほとんどないからです。
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採用されないwebライターの提案文の3つの特徴
採用されないwebライターの提案文の特徴として、以下の3つがあります。
- 初心者・未経験者であることを強調している
- 提案文を使いまわしている
- 実績を提示していない
案件に応募しても、まったく採用されない状況に陥っている方は、これから紹介する特徴にあてはまっていないか確認しましょう。
初心者・未経験であることを強調している
採用されないwebライターの提案文には、「初心者」「未経験」を強調している点が見受けられます。
初心者アピールは、スキルに自信がないと公言しているのと同じです。
自分のスキルに自信がないライターに、クライアントは仕事を任せたいとは思わないでしょう。
したがって、「初心者」「未経験」といった文言を盛り込んでいる提案文は、仕事の受注率を下げる結果となります。
初心者webライターでも自信をもって、クライアントに提供できるスキルや価値をアピールしていくことが大事です。
提案文を使い回している
提案文の使い回しは、採用される可能性を低くする原因の一つです。
クライアントは、募集要項を読み込んだうえで、応募動機や提供できる価値を提案文に盛り込んでくれるライターに依頼したいと考えています。
募集要項を読まず、提案文の使い回すようなライターに、クライアントは仕事を任せたいとは思いません。
そのため、どんなに多くの案件に応募しても、採用されない状況に陥る可能性が高いでしょう。
案件に応募する際は、クライアントごとに応募動機をはじめ提案文の内容を変えるようにしましょう。
実績を提示していない
実績を提示していない提案文は、クライアントが採用を見送る要因となります。
過去に執筆した記事は、クライアントがライターの文章力を判断するための重要な材料です。
提案文に執筆実績を載せることで、クライアントはどんな記事が納品されるのか想像しやすくなり、採用されやすくなるでしょう。
一方、クライアントに執筆実績を提示していない場合、ライターとしての実力を把握できず、採用される可能性が低くなるでしょう。
応募先の記事ジャンルに合わせて、同じジャンルの過去の執筆記事を数件載せておきましょう。
該当ジャンルの執筆実績がない場合は、応募前にサンプル記事を書いて、提案文に盛り込みましょう。
webライターの提案文に入れるべき8つの項目と書き方
提案文は、クライアントが求める記事の執筆ができることをアピールする資料です。
雑に書いてしまうと、いくら応募しても採用されることはないでしょう。
ここでは、採用されるために入れるべき提案文の項目と書き方を紹介します。
- 自己紹介
- 応募動機
- 執筆実績
- 経歴・保有資格
- 対応可能な業務
- 対応可能な時間帯
- 執筆可能な記事数
- 締めの言葉
自己紹介
提案文の冒頭では、自己紹介を必ず入れましょう。
応募動機
自己紹介の後に、案件の応募動機を記載しましょう。
テンプレで提案文を提出するライターと差別化ができるので、採用される確率が上がります。
また、記事掲載予定のメディアの詳しい情報が分かる場合、どのような記事執筆ができるかについて盛り込むとクライアントの興味を惹けるでしょう。
たとえば、株式投資に関する記事執筆のライター募集の場合、株式投資の経験を活かして、執筆できる記事の内容を記載するのがおすすめです。
日本株への投資を3年間続けている経験から、株式投資に関する記事執筆のお役に立てると思い応募いたしました。また、募集要項に記載くださった内容を踏まえて、具体的には、以下のテーマでの執筆が可能です
・銘柄選択のポイント
・投資判断に役立つテクニカル指標の解説
・投資家心理とその影響
執筆実績
応募する案件に関連する実績がある際は、必ず載せましょう。
「応募動機」の項目で知識・経験が活かせることをアピールしても、ライターとしての実力を確認できないとクライアントは採用しません。
「執筆実績」の項目では、クライアントに貢献できる実力があるという根拠を示す必要があります。
募集内容に応じて、提示する過去の執筆記事を変えるようにしましょう。
代表的な執筆記事を数件載せて、残りはポートフォリオにまとめておきましょう。
主な執筆実績は以下のとおりです。
タイトル:●●●
URL:~~~
担当業務:構成作成、記事執筆
タイトル:○○○
URL:~~~
担当業務:構成作成、記事執筆
タイトル:◇◇◇
URL:~~~
担当業務:記事執筆
その他、記事は以下のポートフォリオに載せてあります。
URL:~~~
経歴・保有資格
執筆実績とあわせて、経歴と保有資格も書きましょう。
応募する案件に関連する経歴や資格があれば、専門知識があることのアピールになるため、忘れずに記載します。
履歴書のように、勤務先の会社名など細かく記載する必要はありません。
【略歴】
20○○年 ●●大学●●学部卒業
20○○年 ●●株式会社に営業職として就職
20○○年 webライターとして活動開始
【保有資格】
・○○
・○○
対応可能な業務
対応可能な業務も、ライターを選考における基準となります。
記載がないと、依頼したい業務に対応できるかどうかの判別ができないため、選考に不利になる可能性があります。
・記事執筆
・構成作成
・WordPress入稿
稼働時間
クライアントがどのくらい仕事をしてくれるのか把握してもらうために、稼働時間についても記載しておきましょう。
・平日:3時間
・土日:8時間
執筆可能な記事数
執筆可能な記事数が分かると、クライアントはどのくらい記事数を納品してくれるのか把握できるため、依頼しやすくなります。
月単位、週単位で納品できる本数を記載しておきましょう。
・月5本
締めの言葉
提案文の最後に、締めの言葉を書きましょう。
【例文】webライターの提案文
前述した提案文の例文をまとめたものを以下に記載します。
実際の募集内容や自分の経歴・スキルに合わせて編集してください。
はじめまして。webライターの●●です。
日本株への投資を3年間続けている経験から、株式投資に関する記事執筆のお役に立てると思い応募いたしました。また、募集要項に記載くださった内容を踏まえて、具体的には、以下のテーマでの執筆が可能です
・銘柄選択のポイント
・投資判断に役立つテクニカル指標の解説
・投資家心理とその影響
主な執筆実績は以下のとおりです。
タイトル:●●●
URL:~~~
担当業務:構成作成、記事執筆
タイトル:○○○
URL:~~~
担当業務:構成作成、記事執筆
タイトル:◇◇◇
URL:~~~
担当業務:記事執筆
その他、記事は以下のポートフォリオに載せてあります。
URL:~~~
【略歴】
20○○年 ●●大学●●学部卒業
20○○年 ●●株式会社に営業職として就職
20○○年 webライターとして活動開始
【保有資格】
・○○
・○○
【対応可能な業務】
・記事執筆
・構成作成
・WordPress入稿
【稼働時間】
・平日:3時間
・土日:8時間
【執筆可能な記事数】
・月5本
ここまでご覧いただきありがとうございました。ご検討のほどよろしくお願いいたします。
まとめ
今回は、採用されない提案文の特徴と提案文の書き方を解説しました。
採用されない提案文には、以下の特徴があります。
- 初心者・未経験者であることを強調している
- 提案文を使いまわしている
- 実績を提示していない
クライアントに提案文を送る際は、上記のいずれかの特徴に当てはまっていないか確認してみましょう。
また、提案文を書く際は、「応募動機」「執筆実績」に力を入れるようにしましょう。
上記2つの項目を作りこむことで、クライアントに他のライターとの知識・経験の差をアピールでき、採用される確率が上がるからです。
これからwebライターの仕事を受注する人、採用されない状況が続いている人は、紹介したポイントを押さえて提案文を作ってみましょう。
なお、未経験からWebライターを目指す場合は、プロによる指導を受けるのがおすすめです。
稼げるライターが持っている実践的スキルを身に付けたいなら、添削付きライター講座の受講を検討してみましょう。